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2013年12月31日

「かぐや姫の物語」「47RONIN」(ネタバレ)

今年も押し迫り…って明日しかないですが、今年の内に簡単にですが、感想を書いてしまいます。

「かぐや姫の物語」
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ジブリでも私はけれんみ溢れる宮崎さんよりどちらかというと地味な高畑派で、今回も楽しみにしていました。
別に宮崎さんが嫌いなわけではないですがね(^_^;)。

「となりの山田くん」のときも鉛筆描きに水彩画を乗せたような絵柄でしたが(それはそれで苦労されたようでしたが)、今回は物語が昔々なので、「日本昔ばなし」のような感じでした(声優で市原悦子さんと常田富士男さんが出演されても違和感なかったかも)。
それでいて、躍動感あふれる動画と、たとえば姫を育てる翁と媼の心の襞までも細やかに映し出すような感情表現とが、実に印象的でした。
幼少の姫の動作も愛らしい。
姫は成長が早く、そのため幼少時は「タケノコ」と呼ばれて育ちますが、これがまた活発な女の子として描かれます。
男の子顔負けに。
しかし、竹から生まれたタケノコを、普通の子ではなく、姫として育てようと考えた翁は、都へ移り住みます。
体は成長してもまだ子供のタケノコは、都の生活になじめず、反抗的な態度を取ります。
このあたりは原作にはないですね(昔々読んだきりで、記憶はかなりあやふやですが)。
長くなるので途中省いて(すみません)、姫は、帝に見染められますが、その時いやだと激しく願い、それが姫がいた月の世界に届き、迎えが来てしまいます。
姫は月の世界の人間で、地球から帰って来た女から地球のことを聞き、月の世界とは全く異なる人間の世界に憧れてしまう。
そのため「罰」として人間の世界におろされますが、その時月での記憶は消えています。
呼び戻されると蘇りますが、その代わり地球での記憶は消えます。
その時になってはじめて姫は後悔の涙をこぼします。
もっと生きるべきだった?
もっと何かしたかった?
そこはセリフがありませんが、「生」を心ゆくまですることがなかったという思いではないでしょうか。
さてこれだけは言いたいことが一つ。
翁が竹から赤ん坊を見つけ、連れ帰り、媼の手に渡ります。
最初は掌に収まるほどの小さな赤ん坊は、媼の手に渡って大きくなり、お乳を貰いに出かける間も更に大きくなり、ついには泣きだし、すると、もうお乳が出ないはずの媼がおっぱいを出し、お乳を上げます。
このシーン、何だか翁から媼に子種が渡され、媼が受胎して、出産、授乳したように見え、考えようによってはエロチシズムを感じるんですが、私の目はどうかしてますかね〜?
全編2時間を超える大作ながら、全く飽きることなく見ることが出来ました。
人によっては退屈かもしれませんが、豊かなタケノコ=姫の動きだけでも必見かと思います。

「47RONIN」
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日本人にはなじみ深い物語を、ハリウッドが映画化。
またなんちゃってニホンなのかなと思いましたが、結構面白かったです。
なんて言うんでしょう。
赤穂浪士を題材にしたゲームを映画化したような。
そう思えばこれもありですね。
キャストのほとんどが日本人、あるいは日系人(東洋系)なので、それも視覚の効果はあるのかなあと思います。
主演のキアヌ・リーブスも彫りは深いけど、どちらかというと東洋系ですし(中国の血が混じってるらしい)。
アメリカ人から見た日本て、やはり中国が混じってるのね。
お城とか衣装とか、ビジュアル的にそんなことを思いました。
こういう美術は日本人に任せた方が良かったんじゃない?とも思いましたけど(伝統に沿いながらアレンジを加えて行けると思いました)。
でも家屋や城の設計は、かつての日本の家屋や城の設計に忠実だそうで、それがかえってイメージが違って見えるのだそうです。
私たちが見てるのはドラマや映画であり、本物じゃないですものね。
日本人の体形も変わってるし。
物語もかなり赤穂浪士に忠実です。
内匠頭が吉良に切りかかり、赤穂藩が取り潰され、家臣達は禄を失って浪人となります。
内匠頭が吉良に切りかかったのは吉良のお抱えの妖女ミヅキ(菊池凛子さん)による罠ですが、ほぼ同じです。
真田広之さん演じる大石は吉良によって幽閉されてしまいますが、1年後に解放。仇打ちを決意し、浪人を集めます。
かつて不思議な力を持ち、「鬼子」として自身がそもそも遠ざけて来たカイ(キアヌ)を探し出して、仲間に入れます。
カイは浪士達の刀を調達するため、子供の頃逃げ出した天狗のいる森へ行きますが、これ、日本では烏天狗だと思いますが、格好はお坊さんでした。
でも顔がちょっと鳥っぽい。
一応意識はしてるのね(^_^;)。
ラスト、吉良城にての死闘はCGたっぷり、アクションたっぷりで見ごたえありました。
ただ、ミヅキが龍になっちゃうんですよね。
龍は東洋では神様なんで、これはちょっとね。
最初ミヅキは狐に化けて出て来るので、九尾の狐でいいんじゃないかと思うんですが、あっちでは通じないのかも知れません。
さてこの映画で何を期待していたかと言えば、「ウルバリン」に続き、真田広之さんなんですが、ラストで、浅田忠信さん演じる吉良とバトルがあります。
派手ですが、吉良を討ち取るのは大石ですので、これもそのままですね(カイはミヅキとバトル中)。
しかしせっかくの日本人対決です。
ここは日本独自の殺陣でいって欲しかった。
力任せのバトルになってしまいました。
迫力はあったんですけどね。
時代劇が少なくなりましたから、飢えてるのかも知れません(笑)。
そして無事吉良を討ち、列を為して悠々と赤穂浪士達が帰ってくるのですが、もうここもお馴染みの場面ですが、一同が切腹するシーンまでありました(綱吉が見てる前でというのはあり得ないですが)。
まさか切腹までするとは思いませんでした。
切腹が侍にとっての名誉ある死だということを理解した上でのことだと思いたい。
辞世の句を詠みますが、文字は見えませんでしたが、その句も実際のと同じらしいです。
最後に綱吉は大石の血が途絶えるのを惜しみ、息子の主税の切腹は許します。
この主税を演じたのが赤西仁君。
控えめな青年で、内匠頭に助けられるも、鬼子として迫害されるカイとは友人として信頼しているようでしたが、その辺の描写は少なかったです。
勇敢に戦うものの、父親ほど強い意志はあまりなくて、物静かな青年のようでしたが、そういう設定なのか、演技が控えめなのかは判断がつきませんでした。
しかし、出番は多かったし、オーディションに合格したことを考えれば、あれはそういう設定の上での演技だろうと思います。
余談ですが、彼が以前「有閑倶楽部」というドラマに出てた時は、結構うまいと思ってました。
ということで、色々要求したいことはあるのですが(礼儀作法とか)、総じて面白かったと思います。
西洋と東洋は文化が違うのだから、深いところを理解しようとしても無理がある。これぐらいぶっ飛んだ設定の方が入りやすいです。
しかもかなり忠実に再現した上での設定ですし。
ただアメリカが作ったから許されるんだろうなとも思います。
日本人が作ったら…どうでしょうね?

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posted by 風王 at 00:41| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想(TV番組、ドラマ、映画、舞台等) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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